前回のブログ「Windows 8.1 ~ Windows Update 管理画面の新機能」に引き続き、今回も Windows 8.1 に関する情報をお届けします。
今回は、Windows 8.1 で改善された更新プログラム適用時の再起動の動作についてご紹介します。
■ ログオン画面で即対応
更新プログラムによって、インストールを完了するために PC の再起動が必要になる場合があります。
Windows 8 では、段階的な通知により再起動のタイミングをフレキシブルに選択することができるようになりました。(#1) Windows 8.1 でも、同様に段階的な通知により再起動のタイミングをフレキシブルに選択することができます。また、次の画面のように、ログオン画面で通知を受けた場合には右下の電源ボタンをクリックすることで、[更新してシャットダウン]、[更新して再起動] が選択できるようになりました。通知に気付いた際にすぐにアクションが取れるようになっています。
■ 強制再起動までの猶予
また、更新プログラムをインストール後に再起動せずにいた場合の動作も改善されています。
Windows 8 では 3 日経過すると最初にユーザーがログオンまたはロック解除したタイミングで、System Critical Notification 形式の 「○ 分で再起動します」というメッセージが表示され、15 分以内に強制的に再起動が行われました。
Windows 8.1 では、再起動せずに 1 日経過すると次の形式のメッセージが通知されます。お気づきの通り、[後で再起動する] が選択できるようになりました。また、強制再起動の猶予も 15 分から 1 日に延長されています。これなら、余裕をもって作業内容を保存できますよね。
更新プログラムの適用は、わずらわしいことかもしれませんが、最新の状態に保つことが PC を安全にご利用いただくためには必要不可欠なものです。通知に気付いたら、お早目に更新プログラムのインストールをお願いします。
#1: Windows 8 の Windows Update に関する詳細は、「Windows 8 セキュリティ特集 #1 Windows Update」をご覧ください。