今年も、そろそろゴールデン ウィークですね。平日をお休みにして、長期休暇を取られる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
IT プロの方は、もう耳にタコができているかもしれませんが、お休みに入る前に今一度、セキュリティのチェックをぜひ行ってください。
ソフトウェアを最新の状態に
ウイルス対策のためには、ソフトウェアを常に最新の状態にしておくことが大切です。現在、最新の状態になっているか、また、更新があった場合には、自動でインストールするよう構成を行っておきましょう。
マルウェア対策ソフトウェアを最新の状態に
こちらのブログで紹介したように、マルウェア対策ソフトウェアが正しく機能していない場合、マルウェア感染のリスクは 5 倍になります。最新の状態になっているか、確認を行っておきましょう。 無料のウイルス対策ソフトウェア Microsoft Security Essentials のインストールも公開しています。(※1)
ファイアウォールを有効にする
ファイアウォールは、ネットワークを介して侵入を試みるマルウェアへの対策として有効です。無効になっていないか、正しく稼働しているか、今一度確認しておきましょう。
パスワードを設定する
Windows へのログオン パスワードやモバイル端末でのパスワードはきちんと設定されていますか? お休みに入る前にぜひパスワードを設定してください。
ただし、休み明けにパスワードを忘れそうだから…といって、パスワードを紙に書いておいてモニターに貼っておく、なんてことないように気を付けてください。
ログオフ、シャットダウンを行う
社内ツールや、サービスへログオンしっぱなしになっていませんか。セキュリティ リスクを減らすために、長期休暇の前には、ログオフをして、利用しない PC のシャットダウンを行いましょう。
IT 管理者の方は、管理しているシステムに発生した緊急時の対応プロセスの確認などもされているかと思います。マイクロソフトでは、 セキュリティに関する情報をメールでお知らせする無料のサービス を提供しています。マイクロソフト セキュリティ情報および マイクロソフト セキュリティ アドバイザリの新着および更新情報や、実践に役立つセキュリティのヒントや、最新のセキュリティ ガイダンスをお知らせしています。ぜひこの機会にご登録ください。
登録はこちらから:
マイクロソフト テクニカル セキュリティ情報通知のご案内
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/dd252948
最後に、物理的なセキュリティとして、届けられている郵便物の確認、ロッカーの施錠、(食べかけのお菓子の片付け)などもお忘れなく。
それではみなさん、よいゴールデン ウィークを!
補足
※1: Windows 8 では、Microsoft Security Essentials (MSE) と同等の機能を備える Windows Defender が既定で導入されていますので、追加で MSE をインストールする必要はありません。詳しくは、「Windows 8 セキュリティ特集 #2 Windows Defender」のブログをご参照ください。
関連リンク
マイクロソフト セーフティとセキュリティーセンター