今年も残すところ 5 日ですね。すでに年末年始休暇中という方もいらっしゃるでしょうか?
この時期は、クリスマスカードや年賀状のやりとりなどを、電子メールや Web サービスで行われる方も多いと思いますが、電子メールの添付ファイルや Web サイトは、ウイルスの一般的な感染経路でもあります。
感染のリスクを減らして、楽しく過ごしたいですね。
次の 3 つのセキュリティ対策は長期休暇の前はもちろん、日頃のセキュリティ対策として有効なものです。
セキュリティ更新プログラムの適用を今一度ご確認をいただき、PC の状態を万全にしておくことをお勧めします。
- 自動更新を有効にして、ソフトウェアを最新の状態にする ソフトウェアを常に最新の状態にしておくことで、ウイルス感染を防ぐことができます。
- **ウイルス対策ソフトウェアを最新の状態にする
** ウイルス対策ソフトウェアがインストールされていても、最新の状態になっていないとウイルスを検知することができません。ウイルス対策ソフトが期限切れになっているもしくは定義ファイルが最新ではないという方は、更新を検討してください。または、無料のウイルス対策ソフトウェア
Microsoft Security Essentials のインストールを検討してください。(※1) - **ファイアウォールを有効にする ** インターネットを介してコンピューターに侵入しようとするハッカー、ウイルス、ワームの排除に役立ちます。
また、このブログをいつもご覧いただいているみなさんは、PC にお詳しい方だと察します。
ご家族や友人から PC のトラブルが発生した際に、いつも頼りにされているのではないでしょうか?
ご実家に帰省される際や、友人宅を訪れる際に、「PC の調子が悪い。今度見て。」などヘルプを求められていませんか?
そんな時、無償でダウンロードできるセキュリティ ツールが便利です。
- Microsoft Safety Scanner
Microsoft Safety Scanner は、必要に応じてスキャンを実行し、ウイルスやスパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアを削除するのに役立ちます。USB などのリムーバブル ドライブに保存でき、ダウンロードしてから 10 日間ご利用いただけますので、帰省前や訪問前に USB にダウンロードしておくと良いと思います。
Microsoft Safety Scanner の詳細は、「インストール不要の Microsoft Safety Scanner - 単体ツールやセカンド オピニオンとして」のブログをご参照ください。 - Windows Defender Offline
Windows Defender Offline は、ルートキットも含めた悪意のあるソフトウェアに対応しています。CD/DVD や USB に、あらかじめ最新の定義ファイルを基にした起動イメージを作成しておき、スキャンを行う端末にて、作成したイメージから起動を行います。
Windows Defender Offline の詳細は、「Windows Defender Offline とは」をご参照ください。
それでは、みなさま良いお年をお迎えください。
補足
※1: Windows 8 では、Microsoft Security Essentials (MSE) と同等の機能を備える Windows Defender が既定で導入されていますので、追加で MSE をインストールする必要はありません。詳しくは、「Windows 8 セキュリティ特集 #2 Windows Defender」のブログをご参照ください。
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