本日、マイクロソフトは、Duqu マルウェア (英語情報) に関連する Window コンポーネント、TrueType フォント解析エンジンの脆弱性に関する新しいセキュリティ アドバイザリ 2639658 を公開しました。このアドバイザリでは、Windows システムへの回避策を自動化した Microsoft Fix it ソリューションを提供しています。この Microsoft Fix it ソリューションはサポート技術情報 2639658 (日本語訳は現在準備中です) からご利用可能です。
現時点では、この脆弱性を悪用した標的型攻撃は限定的であり、お客様への影響も低いと考えます。しかし今後の脅威に備え、マイクロソフトは引き続き、積極的に Microsoft Active Protections Program (MAPP) のパートナーと協力し、お客様を保護するために対応を実施します。マイクロソフトは、ご利用可能なった回避策の適用、またはお使いのウイルス対策ソフトの定義ファイルを引き続き常に最新の状態に更新してシステムを保護されることを推奨します。
また、マイクロソフトは現在、この問題を解決するセキュリティ更新プログラムを開発中です。来週 11/9 (水) の 11 月の月例セキュリティ更新日にはご利用可能になりませんが、お客様に提供可能な状態になり次第、提供を開始する予定です。
本件について更新情報がありましたら、このブログおよびアドバイザリでもお知らせします。