先日公開した「セキュリティ アドバイザリ 2286198」で、Windows シェルの脆弱性の標的型攻撃の報告を確認したとお伝えしていました。
マイクロソフトは、この脆弱性を悪用する攻撃からお客様を保護するために、定例外の Windows のセキュリティ更新プログラムを 2010/8/3 に公開する予定です。
現在マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとするマルウェアの出現を確認しています。しかし、マイクロソフト製のセキュリティ対策ソフトである Forefront や Microsoft Secutity Essentials の最新の定義ファイルでは、確認しているマルウェア亜種には対応済みですので、常に定義ファイルを最新の状態に更新するようにしてください。まだ、お使いのマシンにウイルス対策ソフトを導入されていない方は、無償の Microsoft Security Essentials (MSE) のインストールをご検討ください。
定例外の公開ではありますが、配信はすべて、月例の公開時と同様に Microsoft Update 等を通じて行います。
公開予定のセキュリティ情報、セキュリティ更新プログラムに関する詳細は、以下の事前告知サイトをご覧ください。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-aug.mspx