先週の事前通知でお伝えした通り、セキュリティ情報 計 4 件 (緊急 3 件、重要 1 件) を公開しました。
本日公開した新規セキュリティ情報 4 件のうち、2 件が以前公開したセキュリティ アドバイザリの問題を解決します。
MS10-042 のセキュリティ更新プログラムは、先月公開したセキュリティ アドバイザリ 2219475で説明した Windows ヘルプとサポート センターの問題を解決し、MS10-043 のセキュリティ更新プログラムは今年 5 月に公開したセキュリティ アドバイザリ 2028859で説明した Canonical Display Driver の問題を解決します。
ワンポイント セキュリティ (2010/7/14 午後公開予定) では、適用優先順情報や一覧性の高い回避策等の情報を提供しています。ウェブキャスト公開後に、こちらのブログでもお知らせします。
セキュリティ情報 (新規):
概要情報、展開に関する情報、および脆弱性悪用指標(Exploitability Index)を、以下のサイトにまとめています。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-jul.mspx
家庭でご利用の方は、絵でみるセキュリティ情報をご覧ください。
http://www.microsoft.com/japan/security/bulletins/default.mspx
サポートライフサイクルについて:
- Windows 2000 SP4: 今月の月例セキュリティ更新プログラムが最後の提供となります。製品としてのサポート終了となるため、最新の OS (Windows 7 または Windows Server 2008 R2) への移行を推奨します。
- Windows XP SP2: 今月の月例セキュリティ更新プログラムが最後の提供となります。 最新のサービスパックを適用することで、来月以降もセキュリティ更新プログラムを入手可能な状態となりますが、セキュリティ担当者としては、最新の OS (Windows 7) への移行を推奨します。