小野寺です。
IPA の主催の「情報セキュリティ標語・ポスター」をご存知でしょうか?今回で第 3 回目になり、昨日、表彰式典を IPA フォーラム 2007 の中で行いました。
実は、この中に、マイクロソフト賞というものがあり、小学生、中学生、高校生の作品から各 1 点、計 6 点を選ばせていただきましたので、紹介したいとおもいます。
小学生の部:「未来へつながれルールのわ 安心セキュリティー 」 佐川 龍哉さん | 中学生の部: 「最高のセキュリティーは 貴方の心」 佐野 悠介さん | 高校生の部: 「便利の裏には 見えない危険 忘れちゃいけないセキュリティ」 勝美 恵一さん |
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伊藤 優さん | 栗田 顯さん | 宍戸 祐子さん |
これを見ていて思ったのは、其々の作品で伝えている”セキュリティ”のポイントは違っていますが、すべて”セキュリティ”だということです。”セキュリティ”という言葉の意味はとても広く一言で言うのは難しいのかもしれませんが、個々のポイントソリューションではなく、多層的にかつ継続的に対応を考えていけないと改めて考えさせられました。そして、全てに共通しているのは、「人」が中心だという事です。セキュリティで守られるのは、情報を扱う「人」の心ですし、守るためには最終的には「人」のモラルや広く共有できる社会常識が必要になってきます。しかし、情報漏えいの報道などをみていると、「人」を守るために「人」は何をやっているのだろう?と思ってしまいます。技術で守れるところは日々進歩しています。これからは、技術同様に「人」も一緒に進歩していきたいですね。